最近の子供は転んだ時に手が出ない!【顔の怪我増加】
近年、転んだ時に手を出せずに顔を怪我してしまう子供が増えていることをご存知でしょうか。
もともと乳幼児は平衡感覚がまだ十分に発達していない、頭が大きい等の理由で転びやすいものです。
転んでも手が出ない、手を出しても体が支えられないことには原因があります。
原因を理解し日頃の遊びでトレーニングをしておくことで、こういった怪我から子供を守る方法をご紹介します。
子供が転んだ時に手が出ない理由
諸説あるようですが、赤ちゃんのころのハイハイが不足していることがひとつの原因になっています。
ハイハイは腕の力や腹部に力が入るため、体を安定させるトレーニングにもなります。
また、ハイハイで移動することで、空間をとらえたりものを注視する力も育ちます。
転んだ時にとっさに手を出すには腕を瞬時に出し、体を支える必要があるので、ハイハイを十分してきた子の方が腕の力も発達し腕が出やすくなると言えます。
手を出すための訓練、遊び方
簡単なことですが、腕を使い体を支える遊びや、ハイハイで動く遊びを取り入れるのが良いでしょう。
手押し車
子供が手で体を支え、親が足首を持ち、子供が手だけで移動する遊びです。
手で体を支える力と、バランスを取るための腹筋、背筋を鍛えられます。
自宅でできる遊びなので、ぜひ取り入れるといいでしょう。
雑巾掛け
想像つくと思いますが、腕で体を支える力、脚力がつきます。
余談ですが、私が小学生の頃の話ですが、あるクラス全員で掃除の時間に雑巾掛けをトレーニングとして行っていたクラスがありました。
毎日全員で行うことで脚力が鍛えられ、足の速いクラスとして有名でした。
経験談ですが、雑巾掛けで足早くなります。笑
ハイハイ競争
競争とすることで子供も行ってくれやすくなります。
ハイハイの動作をそのまま行えるので、ハイハイ不足を補えるトレーニングになります。
キッズプレイトンネル
子供が自分から入って遊んでくれるのがとても愛らしい、知育玩具です。
比較的安価で折り畳みもできるので収納にも困りませんのでおすすめです。
価格:2,290円 |
おわりに
子供が顔に怪我をするのはとても心が痛いですよね。
もちろん個人差もありますし、ハイハイを十分にしていなくても手が出る子もいると思います。
ただ子供の怪我を未然に防ぐことができるに越したことはないですし、守ってあげれるのであれば守りたいですよね。
もし、お子様が転んでも手が出ないかもなと思ったら手押し車とか簡単な遊びを行ってみるのもいいと思います。