子供に絵本の読み聞かせをするとどのような効果がある?

子供に絵本の読み聞かせをすることは、子供の成長にいいと聞くけど、どのような効果があるの?そんな疑問を持ったことはございませんか?

実際に子供に絵本を読み聞かせすることは、言語能力や認知能力、感情的な成長に大きな影響を与える有効な教育ツールです。できることなら積極的に取り入れたいですし、読み聞かせをしなくても自分から読んでくれるようになったら嬉しいですよね。

今回は子供に絵本の読み聞かせをすることでどのような効果があるか、詳しく説明します。最後には子供におすすめの絵本も紹介してますので、ぜひ最後までお読みください!

子供に絵本を読み聞かせすると現れる効果

子供に絵本の読み聞かせをすると、以下のような効果があります。

言語能力の発達

絵本の読み聞かせは、子供の言語能力の発達を促します。まだ言葉を習得していない子供にも、絵本は新しい単語やフレーズを学ぶための貴重な機会となります。絵本にはリズムや韻を含む文章が多く、これによって子供たちは言語の音やリズムに慣れ親しむことができます。また、絵本を通じて子供たちは物語の構造や文法的なパターンを理解する能力を養うこともできます。

認知能力の発達

絵本は子供たちの認知能力の発達にも重要な役割を果たします。絵本には色彩豊かなイラストや図形があり、子供たちはそれらを通じて視覚的な情報を処理するスキルを養うことができます。また、絵本の物語やキャラクターに関連する問いかけや考えさせられる要素がある場合、子供たちは論理的思考や問題解決能力を発展させることができます。

想像力と創造力の発達

絵本の読み聞かせは、子供たちの想像力と創造力の発達を促進します。絵本のストーリーやキャラクターに没入することで、子供たちは自分自身の内なる世界を広げることができます。また、絵本に登場する様々なシチュエーションや出来事について考え、自分なりの解釈や意見を形成することができます。これによって子供たちは創造力を発揮し、独自のアイデアや物語を作り出すことができます。

情緒的な成長

絵本の読み聞かせは子供たちの情緒的な成長にも寄与します。絵本の物語やキャラクターは、子供たちの感情に共感を呼び起こすことがあります。絵本の読み聞かせを通じて、子供たちはさまざまな感情や経験を体験することができます。喜びや悲しみ、怒りや驚きなど、さまざまな感情にふれることで、子供たちは感情の理解と認識能力を高めることができます。また、絵本にはモラルや倫理的なメッセージが含まれる場合もあり、子供たちは善悪や正義について考える機会を得ることができます。

絆の形成とコミュニケーション能力

絵本の読み聞かせは、子供と大人の間に絆を作る素晴らしい機会です。読み手としての大人が子供に寄り添い、物語を共有することで、親子の絆が深まります。また、絵本の内容について一緒に話し合ったり、子供が興味を持った箇所について質問したりすることで、コミュニケーション能力も向上します。子供たちは自分の考えや意見を表現し、対話を通じて他者との関係を構築する方法を学ぶことができます。

読書習慣の養成

絵本の読み聞かせは、子供にとって読書習慣を養成する重要なステップです。絵本は子供にとって親しみやすい形式であり、読み聞かせの楽しい経験を通じて読書に対する興味や好奇心が刺激されます。この経験が子供たちにとって楽しいものであれば、自発的に本を読む習慣を身につける可能性が高まります。読書は知識や情報を得るだけでなく、自己成長や学習の手段として重要な役割を果たします。

このように絵本の読み聞かせは、子供たちの発達や学習に多くの効果をもたらします。また、読み聞かせをすることで、子供とのコミュニケーションを取る時間も増えるため、信頼関係もより増すことでしょう。

子供の読み聞かせにおすすめの絵本

「くまのがっこう」シリーズ 

ジャッキーでお馴染みのくまのがっこうシリーズは、かわいい絵が子供の興味を引き立てます。ジャッキーの学校や遊びの様子がとてもかわいく、おすすめの絵本です。

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はらぺこあおむし

幼児絵本定番のはらぺこあおむしあおむしは毎日いろんな食べ物を食べて大きくなります。最後に美しい蝶に変身するまでの成長の過程が描かれています。とびだす仕掛け絵本は子供がより楽しく読むことができる一冊となっています。

とびだす! はらぺこあおむし [ エリック・カール ]

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「おおきなかぶ」

農場で大きなかぶを引っこ抜こうとする人々が、力を合わせて取り組む様子を描いています。"うんとこしょ、どっこいしょ"というフレーズは子供も一緒に言いやすいので、親子で楽しく読める本です。

おおきなかぶ ロシアの昔話 (こどものとも絵本) [ A・トルストイ ]

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ぞうさん」 

そこにいるのは、ぞうさんですか?ページをめくって、誰がいるのか確認する絵本です。子供も次のページには誰がいるのかな?と興味津々で読める1冊です。イラストもかわいいので大人が読んでも癒されます。

ぞうさん [ サム・タプリン ]

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感想(0件)

 

ぐりとぐら」シリーズ 

ねずみのぐりとぐらが食材を駆使して料理を楽しむ様子を描いたシリーズ。共同作業や友達の大切さを教えてくれる楽しい絵本です。親しみの持てる絵とシンプルな物語で子供の心にも刺さりやすくいいですよね!

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「クマのパディントン

ペルーからやってきたくまのパディントンは、ロンドンの駅でブラウン家に拾われます。彼は不思議な出来事やユーモラスなトラブルに巻き込まれながら、新しい家族との絆を深めていきます。とっても可愛らしいパディントンの心温まる冒険と思いやりの物語が、子供も大人も楽しませてくれる絵本です。

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「おしりたんてい」シリーズ - イルカ・マイケルズ

「においますね」が口癖の探偵が主人公の絵本です。面白い絵はもちろん、シリーズによっては迷路などもありゲーム感覚で読むことができる、ユーモラスな本となっています。

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かいじゅうたちのいるところ」 

さまざまな生き物が共存する「かいじゅうたちのいるところ」を描いた絵本。生物の多様性と共生の大切さを伝えてくれる絵本となっています。

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「うさぎとかめ」 

定番ですが、うさぎとかめのレースが描かれた絵本です。ゆっくり確実に進むかめと、途中で寝てしまって負けたうさぎ、子供にもゆっくりでもいいからしっかり地道にでも進むことが大切だと伝えれる絵本となっています。

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感想(0件)

おわりに

子供に絵本の読み聞かせをすることは、子供にとって成長の機会です。ただ、1つ大事にしてほしいことは、子供に絵本は楽しいんだよってことを感じてもらうことです。いくら読み聞かせをしても、子供がつまらないと感じているようでは、意味がありません。しっかり本に集中して、物語を楽しむには"絵本が楽しい!"と子供が感じている状態が望ましいです。もし、絵本になかなか興味を示さないお子様の場合は、興味がありそうな絵本を探してみるといいかもしれませんね!