"子供が失敗したことを話してくれない"を解決する方法

子供が失敗をした時、素直に話してくれない。そんな悩みはございませんか?

大人でもそうですが、失敗はしたくないですし、できれば隠しておきたい時もありますよね。

子供も同じで失敗したくないですし、失敗は隠したいと思う時もあるでしょう。でも、親としてはしっかり話してくれたほうが、子供と一緒に"次はこうしたら成功するのでは?"と言う話もできるのでいいことは間違いありません。

私も過去に書いた記事ですが、失敗してもいいから失敗を活かせる子供になってほしいと思っています。

nkeke0.hatenablog.com

なので、今回は失敗しても話してくれない子供に、どのようにしたら失敗したことを話してくれるようになるのか、なぜ失敗したことは隠してしまうのかを解説していきます。

子供が失敗を隠してしまうのはなぜ?

子供は、失敗をすることが怖いと感じている子の方が多いと思います。その理由は、怒られてしまうことや周りから否定的な評価を受けること、自分自身の評価が下がることを恐れるからです。また、失敗することによって、周りから馬鹿にされたり、嘲笑われたりすることもあるため、子供は失敗を隠すことがあります。自分は失敗してなくても失敗した子が、怒られたり、馬鹿にされたりしているのを見てしまうと、自分も失敗したらそのようになると感じてしまいます。なので、子供は失敗する事が怖い、失敗したことを言うのも怖いとなってしまう事が多いです。

しかし、失敗は成功の基盤であり、学びの機会でもあります。子供は、失敗を隠さずに、自分の成長につながるということを理解する必要があります。

子供が失敗をしたときの親の接し方

子供が失敗したとき、親の接し方はとても重要です。親が子供に対してどのように接するかによって、子供は自分自身の失敗に対する考え方や感情を形成することになります。以下に、子供が失敗したときの親の接し方について説明します。

失敗を恐れない環境を作る

親は、子供が失敗を恐れない環境を作ることが大切です。子供たちは、失敗をしたときに、怒られたり、否定的な評価を受けたり、罰を与えられたりすることが怖いため、失敗を隠すことがあります。しかし、失敗を隠してしまうことは、子供たちの成長を妨げることになります。親たちは、子供たちに、失敗をしても大丈夫だということを伝え、失敗をチャンスとして捉えることができるようにサポートする必要があります。また、失敗させないように親が先回りをしすぎるのも、失敗する機会が減ってしまうのでよくないと思うので、困っていたらサポートするスタンスも大事です。

失敗を受け入れることを促す

親たちは、子供が失敗したときに、失敗を受け入れることが大切です。子供は、失敗することが悪いことだと思っているかもしれませんが、失敗は誰にでも起こり得ることであり、それを否定することはできません。親は、子供に、失敗を受け入れることが大切だと伝え、子供が自分自分の失敗に責任を感じすぎないようにすることが必要です。親は、子供に、失敗をしても、その経験を生かして次に進むことができるということを教えてあげることが重要です。

親が失敗した経験を子供に伝える

子供は、失敗を認めることが怖いため、親にもそのように振る舞うことがあります。しかし、親は、子供に自分自身の失敗を共有することで、子供が失敗を隠すことがないようにサポートすることができます。失敗したことを話せる環境は親が自分の失敗を家族の前で話すことで、子供も言いやすい環境になります。

失敗から学ぶことを強調する

失敗は、学びの機会でもあります。親は子供に、失敗から何を学んだかを考え、次に進むことができるようにサポートする必要があります。子供は、失敗したことを後悔することがあるかもしれませんが、親は失敗から何を学べたかを一緒に考え、次にどうすれば同じ失敗を繰り返さないかを一緒に考えることができます。子供は、自分自身の失敗を学びの機会として捉えることができるようになります。

お手本を見せる

親は自分自身が失敗したときに、どのように対処したかを子供に話すことができます。親は失敗に対してポジティブな態度を持ち、自分自身が失敗しても立ち上がり、再び挑戦した経験を伝えることができます。できれば子供が失敗したことと同じ失敗をした事があって、そのあとどうしたのかをポジティブに伝えてあげることで、子供もそのようにしてみよう!と前向きに捉えることができると思います。

子供が失敗を話してくれるようになるには?

子供に「失敗しても怒らないから、隠さずに話してね」といっても、素直に話してくれないことの方が多いですよね。なぜなら、子供は失敗したことを話したくないからです。子供によっても話したくない理由は様々ですが、"話したくない"って言う気持ちを、"話してね" と言うだけでは解決しないように思います。

では、どうしたら話してくれるようになるのか。それは、話しやすい環境を作るということです。即効性はありませんが、親が失敗した話をする、子供が失敗した時に怒らないで"大丈夫?"と聞いてあげる。そういった小さな積み重ねが、子供の話したくないって気持ちを少しづつ減らしていくように感じます。

なので、どのようにしたら話しやすい環境になるか、というところを子供の性格と照らし合わせて考えていく事が、子供が失敗した時に話してくれるようになる方法だと考えます。

おわりに

子供は、失敗を隠してしまうことがありますが、失敗は成功の基盤であり、学びの機会でもあります。親は子供が失敗を隠さず、失敗から学ぶことができるよう促したい気持ちですよね。

失敗は誰にでも起こり得ることであり、それは学びの機会でもあります。親は子供に失敗を隠さずに話し、次にどうすれば同じ失敗を繰り返さないかを一緒に考えることができます。失敗に対してポジティブな態度を持ち、手本を示すことで、子供は自信を持って挑戦し、失敗から学ぶことができるようになります。

みなさまのお子様が色々な事に挑戦し、失敗に挫けず、大きく成長していくことを願っています!