【発達障害】大型スーパーには息子の誘惑がいっぱい

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先日大型スーパーに行く用事があったので、発達障害の息子を連れて行ってみました!

初めて行くわけでもないのですが、行くと大変ですし、息子自身も我慢することが多く嫌な気持ちになってしまっているのではないかと感じていたので、しばらく行ってなかったのですが、小学生になりどれくらい息子が変わったか連れて行ってみることにしたのです。

全ての欲求を満たしてあげたいのですが、そうもいきません。

そんな息子を連れた買い物の様子をお届けいたします。

息子の欲求を満たすことから始まります

まず入店してすぐは大人の買い物ではなく、息子が欲求を満たすために本能のままに動き出します。

これは昔と変わらず、、、

息子が主に興味を持つのは、エスカレーター、おもちゃ、ゲームセンター、飲食店です。

この日最初に目につき、行動したのはエスカレーターでした。

昔はエスカレーターに乗ると飽きるまで上り下り、いつまでも乗っていましたが、今回も飽きるまで乗っていました。

が、明らかに昔より回数が減っていたのです。

そしてエスカレーターに飽きた息子はおもちゃコーナーを見つけました。

見つけたら最後、何かを買うまでおもちゃコーナーから出ることはできないのです。

息子はおもちゃコーナーを徘徊し、色々手に取り箱をじっくりと見て考えています。

時間にして30分くらい徘徊を続けていますが、ようやくトミカコーナーで息子の気持ちが落ち着きました。

そしてこの日はトミカを1つ買いましたが、昔よりもよく考え迷っている様子です。

優柔不断は私に似たのかな?とか思いつつ、買った後は息子の満足げな顔が見られました。

ここまでで2つの欲求を満たした息子は、その後大人の買い物に付き合ってくれてすごくお利口さん。

あら、すごく買い物が楽になってる。1時間以上息子に付き合ったけど。

息子にとって大型スーパーといえば、「エスカレーターに乗れる」、「おもちゃを買ってもらえる」認識になっていたのかなと思っています。

無理なお願いは聞けない

とても楽になったとはいえ、無理なお願いもありました。

それはおもちゃコーナーでのこと。

徘徊を続けた息子が最初に手にし、買って欲しそうにしていたのは「トミカ トンネルくぐって! やまのぼりドライブ」でした。

item.rakuten.co.jp

んー、高い。(汗

ここで「買わない!」と強く言ってしまうと、癇癪を起こしてしまうしどうしようか。

私はこのような時、断固として一貫した対応をとるようにしています。

おもちゃを買わないときに限らず、親ができないことを要求された時の対応として、短い言葉で、簡潔にできない理由を伝えるようにしています。

発達障害の特性がある子が理解しやすい方法で、息子に伝えるのです。

「大きいおもちゃは、買わない約束だよ。」

そして、買わないと伝えたらこちらから折れずに、諦めてもらうのを声をかけずにそばで待ちます。

買ってもらえないストレスと戦っている息子に、声をどんどんかけてしまうと、どんどんどんどんストレスを抱えて癇癪を起こす可能性があったからです。

そして数分待っていると、息子はおもちゃを元のところに戻して違うおもちゃを探しに行くのでした。

まとめ

久しぶりに息子を連れて大型スーパーに行きましたが、昔に比べると買い物がしやすくなっていました。

それは息子が欲求を全て満たすまで我が道をいくスタイルから、欲求がある程度満たされれば、大人にも付き合ってくれるスタイルに変化したのかもしれません。

この変化にはもちろん息子が我慢して付き合ってくれている部分も多かれ少なかれあると思うので、息子に感謝です。

そして、学校や発達支援デイサービスで集団行動を学んでいるからこその我慢(周りにも合わせる)なのかなとも思い、息子の成長を感じる1日でした。