【発達障害】毎朝着替えを拒む息子

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子供が朝、自分で着替えなくて困ってしまう。

わがままではないとわかっているけど、朝は時間もないし自分でできるようになってほしい。

そんな悩みはないでしょうか?

私の息子は自閉症と診断され、養護学校に通っている小学生です。

朝自分で着替えることは滅多にありません。

いまは小学1年生ですが、小学校に上がってから着替えを拒むようになりました。

小学校に行くのが嫌なのかな?と思っても、学校からの連絡ではかなり楽しんでる様子。

将来的に自分で着替えれない子になったらどうしようと、思うこともありました。

しかし色々試した結果、自分で着替えてくれる回数が増えたので、実体験をもとに取り組んだ内容を紹介します。

以下書籍を参考にして、視覚支援、声かけ、怒らない、手伝うの4点を実践してみました!

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息子の毎朝の様子

まずは着替えを拒んでいたときの毎朝の様子ですが、息子は起きてからエビカニクスを踊ってから、朝食をとります。

エビカニクスは朝の体操ではなく、いつでも踊るマイブームみたいなもの。

その後、着替えて、歯磨き、鞄を背負って登校という流れです。

朝食を食べ始めるまでは声かけもなく始めるのですが、食べ終わると停止したかと思えば、エビカニクスを踊ります。

少しそっとしてから着替えをしてね!と、声かけしますが、怒ってしまうので手伝ってあげますが、その時も少し抵抗しながらシャツに腕を通し、ズボンに足を通します。

着替えが終わったらもう家を出る時間!毎日バタバタです。

着替えをしてもらうためには

我が家で取り入れてみたのは、視覚支援です。

発達支援のデイサービスや、学校の時間割のように何をして欲しいか見えるようにしてみました。

発達障害の特性がある子は、声かけよりも視覚の情報の方が理解しやすいと聞きます。

なので、目で見て何をするのかわかるようにしてみようと思い、息子に説明し概要を説明し、いざ実践。

 

我が家で使っているのは、ホワイトボードに絵の書いたマグネットを貼ってリビングに置いています。

ご飯を食べて、着替えて、歯磨きしてと子供自身が見て行動できるようにしています。

そうすることで、何をしたらいいかホワイトボードを見て行動を促しています。

ただ予定通りの行動をしてくれない日もあります。

そういう時は、「次は着替えだよー!」などの声かけを行います。

それでも疲れている時はだらだらしたり、眠たい時は機嫌が悪いです。

そういうときは、怒らずに親が最初から手伝うのがベストです。

子供のストレスを軽減しつつ、親のストレスも減るので一番良いかと感じています。

 

視覚支援を取り入れたことで、少し着替えを進んでできるようになりました。

まとめ

子供の着替えで困っている方には視覚支援を取り入れてみるのも、一つの方法だと思います。

お子様の性格や特性によっては合わないこともあるかも知れません。

その時は、また別の方法を模索する必要がありますね。

ただ大きくなると大抵着替えはできますし、家の外ではちゃんとできているのなら家では最初から手伝うというスタンスでもいいと思います。

子供にとっても親にとっても楽な方で良いですね!